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住職日記

2010/12/08

北陸お寺巡り〜その①〜

 

羽田から出発した飛行機は小松空港に無事到着。レンタカーを借りて一路、曹洞宗の大本山永平寺へと向かいました。※ちなみに小松界隈の名物は〝塩やきそば〟らしいですよ。時間がなく割愛しましたけど。

高速の途中、尼御前(あまごぜん)サービスエリアで昼食を頂きましたが、魚介系なのかソースカツ丼なのかラーメンなのか・・・名物は何なのかと迷ったあげく一押しだった期間限定〝甘海老刺身丼〟に決定し美味しく頂き、永平寺へと向かいました。

昼過ぎに到着したので少し堂内を散策させて頂いた後、初日のメインイベント講師兼庶務主事の「宗清志」師より永平寺の魅力やお坊さんの修行などなど色々と話を伺わせて頂きました。

まずもって永平寺とは!!

今から約760年前の寛元2年(1244)道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小約70余りの建物が並んでいます。

永平寺を開かれた道元禅師は正治2年(1200)京都に生まれ、14歳で出家し24歳で中国に渡り天童山の如浄禅師について修行をして日本に戻った後、現在の福井県に永平寺を開いた人物です。

 

年間100万人もの参拝者が訪れる永平寺のエッセンスを探ろうというのが今回の出張の目的でしたが、大本山であっても、普通のお寺でも基本は一緒だなと感じました。それは第一に門前(周辺の村や町)と永平寺は生活共同体であるという事。お互いが支え合っていて、なくてはならない存在だと言う事です。新しく入った雲水(山で修行するお坊さん)にとっては門前が母親のような存在であり、門前が若い僧侶を育てているのだなと思いました。

 

宗さんの話だと「本当に一つの家族の様な存在です。村の行事には永平寺総出で参加しますし、また村で献血が必要となれば若い雲水は自ら皆、献血しに行きます。親が子を育て、子が親を助ける。これが永平寺の強みです。」

第二に間口が広いという事。参拝者はだれでも自由に参拝出来るだけでなく自分にあった体験コースを選べる。修行システムも日帰りから三泊四日まで数種類用意されていて修行はもとより食事までお坊さんが作る本格的な体験が可能という事でした。とても参考になるお話をお聞きして、この日は永平寺を後にしました。

 

夕食は福井市内の〝汐彩〟という越前海の獲れたて地魚料理を越前の日本酒で頂き、最後は魚介系のさっぱりラーメンで締める少し贅沢な時間でした。(1日限定20食!!)

 

 

 

 

 

翌日は、朝4時半に永平寺へ向かい朝課に参加。前日とは打って変わり雲一つない快晴でしたが、気温は2〜3℃しかなく、さらに堂内は火の気がないので、かなり寒く凛とした空気が道場をつつんでました。

 

 

 

 

1時間程度の朝課の後、雲水さんによる諸堂案内を受け、永平寺の歴史や建築物を学び、門前に下りて遅めの朝食を頂きました。永平寺名物〝精進料理〟を頂き体が暖まったところで、次は湯尾にある日蓮宗寺院、妙法寺へと向かいました。

妙法寺住職の竹澤即英(たけざわそくえい)師は20代後半ながら、夏祭りやバザー、写経等を通して地域と密接に関わる、社会に開かれたお寺作りをしている将来有望なお坊さんです。

お話を伺いながら、熱意や信仰はもちろんの事、抜群に良い人柄が全てを好転させていると感じました。そして若い住職だからやりたい事は山ほど頭にあると思いますが、それを勢いでやるのでなく身の丈に合わせ、今やるべき事と暖めておくべきものをしっかり見極めている点が、ただ勢いでやっているのではないという素晴らしさを感じました。

是非、今後寺子屋ブッダを開催させて欲しいです!越前名物〝せいこ蟹〟〝おろし蕎麦〟ごちそう様でした。(本当に美味でした。)

 

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