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妙福寺あれこれ

2019/12/01

受るはやすく持つはかたし

ー継続こそ力なりー  
 
 「一念発起」という言葉があります。意を決して1つの事柄に取り組もうと立ち上がるのは大いに良いことです。しかしながらそれ以上に大切なのは、それを継続させることではないでしょうか。
 継続は地味です。飽き易く迷いも起こり不安になりがちです。
 しかしやり続けましょう。とにもかくにも自分を信じ、このご縁を下さった仏さまを信じてやり続けましょう。
 おのずと結果はついて来るはずです。
 
日蓮聖人ご遺文
 
 『四条金吾殿御返事』
 
 本書は真蹟は伝わっていませんが『此経難持鈔』との異称があります。その名の通り聖人の檀越で強固な信仰を持つひとりが四条金吾氏でした。しかしその金吾氏にもさまざまな迫害が加わり動揺が生じたのです。それを励ますために与えられたのが本書でありました。
 聖人の教えの肝要は持ち(たも)続けること。持つとは継続であり、決して手放さないことです。
 法華経信仰にはこの厳しさが要求されます。しかしその先には必ず喜びが待っているのです。
                  
文永12年(1275)      聖寿54歳

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