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妙福寺おすすめ本

2020/11/01

【若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義】 若松英輔 ナナロク社

私は役目柄、人の悲しみに寄り添う事が多いです。
 
大切な人を亡くした時、人は悲しみます。
亡き人の思い出が走馬灯のように流れ、自然と涙が頬をつたいます。
人目はばからず涙する時もあります。
涙すら出ない悲しみもあります。
人の悲しみの形はそれぞれです。
そして一つとして同じ悲しみはありません。
一つ一つの悲しみを大切にする事によって、私たちはより人に優しくなり、より深く今を生きる事ができるのだと思います。
 
 
 
 
 
 
「かつて日本人は「かなし」を「悲し」とだけでなく、「愛し」あるいは「美し」とすら書いて「かなし」と読んだ。
悲しみにがいつも、愛しむ心が生きていて、そこには美としか呼ぶことのできない何かが宿っている。人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。(本文中より)」
 
できれば目を逸らしたい悲しみという感情には、人生を深く味わう秘義が備わっているのだと思います。
少なめのページ数ですので、ゆっくりと読み進めて頂くのがオススメです。

妙福寺おすすめ本Comments(3)

コメント(3) 件

  1. ヨーコ
    「悲しみの秘義」、この本は私の心が求めていた本のようでした。 勿論、他の方々もそう思われたと思います。 私にも深い悲しみの時期や苦悩の日がありました。 立ち直るまでの過程は恥ずかしいほどの情けない事もあれば、生きているか分からない状態の時もありました。 でも、その状態を確かめるように模索しながら来たように思います。 「悲しみの秘義」の中に語られている事の一つ一つが、私の心の状態を解き明かしてくれました。 何かに守られているよう感覚、導かれて行くような感覚は、この本で書かれている事柄のようでした。 これからも孤独と共に生き、自分自身への語りかけによって、生きる力を引き出したいと思います。 読解力に欠け、少しズレていましたら申し訳ございません。 心に響く本のご紹介を有難うございました
  2. 住職
    ヨーコさん 紹介した本を、そのように捉えて頂き大変嬉しく思います。 毎年、毎週、毎日、数多くの本が出版されますが、自分が求めている本に出会うのはなかなか難しいですよね。 一度しか読まない多くの本を読むよりも、自分の心が求めている本、自分が大好きな本を何度も読み返す方が素敵だと思います。 今日感じた言葉が1年後には、また異なる感じ方をするかもしれません。 今、響かない言葉が10年後には、支えになるかもしれません。 ここで紹介する本がそのような一冊になれば光栄です。 これからも「妙福寺おすすめ本」のコーナーを楽しみになさって下さい。
  3. ヨーコ
    御住職様、お返事を有難うございました

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